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BIOGRAPHY


Buffalo Daughter

シュガー吉永 (g, vo, tb-303) 大野由美子 (b, vo, electronics) 山本ムーグ (turntable,vo)
1993年結成。雑誌『米国音楽』が主催したインディー・レーベル、Cardinal Recordsより発売した『Shaggy Head Dressers』、『Amoebae Sound System』の2枚がたちまちソールドアウト。ルシャス・ジャクソン東京公演でメンバーに音源を渡した事がきっかけで1996年にビースティ・ボーイズが主催するレーベルGrand Royalと契約。同年1stアルバム『Captain Vapour Athletes』(Grand Royal/東芝EMI)を発表、アメリカ主要都市のツアーも行い、活動の場は東京から世界へ。1998年に発表した2ndアルバム『New Rock』(Grand Royal/東芝EMI)では、アメリカ・ツアーの車移動の際に見た同じ景色の連続とジャーマンロックの反復感にインスパイアされた内容となり、大きな反響を得て瞬く間に時代のマスターピースに。その後もアメリカ中を車で何周も回る長いツアー、ヨーロッパ各都市でのツアーも行い、ライブバンドとして大きな評価を得る。2001年『I』(Emperor Norton Records/東芝EMI)発売した後、2003年『Pshychic』、2006年『Euphorica』は共にV2 Recordsよりワールドワイド・ディールで発売される。2006年には、雑誌『ニューズウィーク日本版』の”世界が尊敬する日本人100人”に選ばれるなど、その動向は国内外問わず注目を集めている。2010年夏、自らのレーベル”Buffalo Ranch”を設立。ゲスト・ドラマーに松下敦を迎え、前作より約4年ぶりとなるアルバム『The Weapons Of Math Destruction』を発表。
2013年、結成20年周年を記念し初のベスト盤『ReDiscoVer. Best, Re-recordings and Remixes of Buffallo Daughter』を発表。このアルバムは過去の音源のみならず、新録、カバー、ライブ音源、リミックスを収録。新しいベストの形を提示。また東京/大阪のギャラリーでバンドの歴史を辿る展示も開催した。
2014年夏に7枚目となるアルバム『Konjac-tion』(日U/M/A/A, 仏Modulor)をリリース。アメリカ、ヨーロッパ、ロシア、日本、アジアと、内外で精力的にライブツアーを行った。2019年には国内外で人気の高いアルバム『Pshychic』『Euphorica』をオノセイゲンのリマスタリングで初アナログ化。その記念ライブツアーには国内新旧の交友のあるゲストミュージシャンを招き、2枚のアルバム全曲をライブで再現演奏。東京リキッドルーム公演からSASUKE, AAAMYYY, 中村達也、菊地成孔、小山田圭吾とのライブ映像はYouTubeにて公開されている。
バンドの交友関係は音楽家だけに留まらず、結成当初からグラフィック/ビジュアルアーティストとも親交が深い。これまでにさまざまなギャラリーや美術館でのパフォーマンスを行ってきており、近年では、2016年1月に東京都現代美術館で開催されたイラストレーターのエド・ツワキ氏のライブペインティングと坂本弘道氏のチェロとの即興演奏、2013年7月に東京のギャラリーUPLINKにて伊藤桂司、河村康輔のライブコラージュ制作との即興演奏、2012年に金沢21世紀美術館で開催された英国人アーティスト、ピーター・マクドナルドの展覧会でのライブパフォーマンスなど。
2020年9月、「パックマン」40 周年記念コンピレーション・アルバムに参加、「Dots In The Maze」を発表。
2021 年7月  Bandcamp にて EP「Continuous Stories of Miss Cro-magnon (20 Years Later)」を発 表。9/17 には 7 年ぶりとなる待望のニューアルバム『We Are The Times』をワールドワイドでリリース。2022年はそのアルバムを提げ、日本及び海外でのツアーを予定している。

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